メダリスト13巻を購入しました。
すごい漫画だなあ。
全人類読んで下さい、と米津玄師さんが言いたくなるのも分かります。
何の因果か分かりませんが、今巻は骨折で苦しむ話が…
否応にも、我が子が重なる。
ただの不運。
我が子の骨折は、学校内の事故でした。
本人に過失は一切ありません。
一見元気そうに見えるために
問題の起点が日々曖昧になっていきます。
我が子にとっては、日に日に苦しみが増していくばかりです。
たかが指1本。
されど、楽器を扱う人間にとっては、生命に関わる問題となります。
生活する上では大きな問題はありませんが
(握力が戻ってないので、不自由なことは残る)
その分だけ、周囲の理解も薄れていってしまう。
たくさんの心無い言葉を受けた。
心無い言葉を放つ人たちに対して、私は説明することを諦めました。
子どもを、子どもでいさせることだけに、全力を尽くそうと思いました。
無理に心を成長させなくてもいい。
疲れたら休めばいい。
ピアノが自分の特技だと思えるようになって欲しいな。
他の生徒と同じように、我が子にもそう思ってもらえように指導してきました。
やっと「ピアノは自分の特技なんだ」と自覚できるようになったタイミングでした。
1ヶ月半、ピアノは満足に弾けずにいます。
子どもにとっての1ヶ月半。
大人が想像するよりも、長いだろうと思います。
無理解により、我が子が不利益を被ることがあれば、断固として抗議しています。
が、そんな毎日になんだか疲れてきたなあ…
自分のピアノも全然パフォーマンスを上げていけない。
困ったなあ…
と思っていた頃に、メダリスト13巻。
メダリストには、我が子もすっかりハマって読んでいます。
落ち込んだところの発売はありがたかった。
さて、その13巻の中で『レジリエンス=回復力』という言葉が出てきました。
僥倖だ。
今のタイミングで出会えてよかった。
と、感じました。
教室事務は相変わらず滞りっぱなしで申し訳ないです。
なんとか、今私たち家族が直面している問題に対して
歯を食いしばって、足を踏ん張って。
なんとか出口に向かえるように頑張るしかない。
92才の祖母が
「ちょっとくらい休んでもいいわいね。気にせんでいいんやぞー。はやく夏休みになるといいねえ」
と言ってくれたことが、いちばん有り難かったなあ。
レジリエンスを高めます!