今日は、小学生の生徒の最後のレッスンがありました。
お引越しを控えた生徒さん。
その生徒さんから、最後にお手紙をいただきました。
レッスン後に読みました。
たくさんの素敵な言葉。
たくさんの、かわいい絵。
一生懸命、書いてくれたんだな。
ピアノのレッスンも、いつも頑張っていたものね。
「私は先生を尊敬しています」
という言葉。
泣きました。
私にとって、言葉の宝物が増えました。
ピアノの先生のお仕事、もうちょっとがんばろう。
そう思いました。
『ピアノのせんせい』
を長くやっていると、別れに慣れてくることがあります。
体力的、精神的、時間的問題。
たくさんの生徒を持つということは難しい。
15年以上、ピアノ講師をやってきましたが。
若いうちから、自分から生徒やレッスンを離すことも少なくありませんでした。
そのたび、いろんな人から責められてきました。
生徒数を増やし、減らさないようにする。
という、経営精神。
そういうことに疲れて、フリーになった面もあります。
いろんな別れ方があります。
別れの際の感情だって、一通りではない。
心が乾いて、何も思わないときもある。
先日の発表会で、最後にレミオロメンの♪3月9日 を演奏しました。
兄にカホンを叩いてもらいました。
ただ発表会の日が3月9日、というだけの理由でしたが…
参考に、とYouTubeでミュージックビデオを見ました。
見るたびに泣けるもので。
旅立ちのときにある
幸せや喜びや、
ほんの少しの心配。
そんな言葉が浮かんできました。
演奏後、ひとりの保護者に
「先生、すごく感動しました」
と言ってもらえて。
「ママ、めっちゃ泣いてたよー」
と、その子どもが言ってくれて。
とてもうれしかったです。
届いたんだなあ、と安心しました。
いつも「誰か1人にでも届くといいな」と思って演奏しています。
「届いた」と実感できることで、私は頑張れています。
そしてレッスンで何を伝えるべきか、知ることができています。
♪3月9日には、無意識だけど、今までのいろんな人との別れの感情を詰め込んでいたかもしれない。
気持ちをこめすぎ、一拍ずれて。
兄には大変な思いをさせてしまったけれど^^;
兄とだから出来た演奏だったとも思います。
夫の、安定した朗読のような、そんな司会も。
安心感の中で発表会をやっております。
家族にはいつも感謝です!!!
乾いてばかりもいられないなー
と思い。
今日は、いつもより多めにピアノを弾きました。(当社比)
生徒さん、落ち着いたら、ピアノを続けてくれるといいな。
いつかきっと
あの子の優しい心を映したような、素敵な音を鳴らしてくれるだろうな。
願いをこめて。